バイマーヤンジンの日記です


by yangjin1
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私の田舎の家造り

阪神淡路大震災のときは
火災による被害が大きかったですが、

四川大地震と今回の玉樹大地震は
どちらかというと家屋の倒壊が
一番被害をもたらしました。

日本のマスコミは
日干し煉瓦は脆いといいますが、
実は、私の田舎でも玉樹でも
日干し煉瓦の家はまだましなほうです。

今までは、ほとんどの家が
粘土を積み上げて壁にしていました。

日本に来た15年前は
私の実家もそうでした。

震度7の地震のどころか
震度4でもたぶん倒れるような脆さです。

もし今後このような地震があった時、
我々はどう対応したらよいのか
私なりに考えてみました。

やはり今までなかった防災意識を
しっかり持つことが最も重要だと思いますが、
それに加えて住宅建築に関しての専門知識、技術を
身につけた建築業者を育てること、
また建物の耐震基準を厳しくすることも
大切だと思いました。

あとはもちろんその専門業者さんに
頼めるほどの経済力をもつこと。
いわゆる生活も豊かにならなければ、
命を守れないのかもしれません。

これまで地震とは無縁だと思われていたところで
地震が起きるようになりました。

今までと違って、家は防寒だけのためではなく、
なによりも安全性を考慮しなければいけない時代に
なったのではないかと思います。

私の田舎のチベット様式の家屋の建て方ですが、
手元に何枚か写真がありましたのでご紹介します。

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村人総出で家を建てるのを手伝います。
まず柱を二列に並べて立てていき、
その内側に二列の板を這わせて溝を作ります。

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粘土を掘り出し、カゴに入れます。

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私も小さい頃よく粘土を運ぶのを手伝いました。

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その粘土を板で囲った溝に詰めていきます。

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一段目を詰め終えると、上にまた板を並べ、
粘土を詰めていきます。

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詰めた粘土を突き固める作業は最も重要です。 

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これだけたくさんの人々が働く姿は圧巻です。
天気がよければ、大きな家でも
一日で壁ができてしまいます。
 
このようにして、私の田舎では
昔から人々が助け合って家を建ててきました。
けれども、四川や玉樹のような大地震が起これば
これらの建物はひとたまりもありません。

今までは地震がなかったので、それでもよかったのですが、
これからは、例えば伝統建築は活かしつつも、
強度を高める新しい方法を絶対に考えなければならないと
思います。
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by yangjin1 | 2010-04-27 23:21