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バイマーヤンジンの日記  新HP yangjin-genki.com


by yangjin1
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語学力!

2日前、息子に「ごはんですよ」といいましたら、
「ご飯食べたけど」と言われてしまいました。
本当にびっくりしました。

「え!けど!!もう「けど」まで使えるようになったの??」

私は日本に来て3年ぐらいのときは「けど」なんか
使えるようになっていたかなあ?

そのうえ、昨夜は仕事のことで、
主人とちょっと大きな声で議論をしていましたら、
私達が喧嘩をしていると思ったのでしょうか、
突然息子が走ってきて「いい加減にしなさい!」って
言われてしまいました。
それもとても真剣な目つきで。

本当に仰天しました。
主人も私もしばらくぼう然となってしまいました。

私達が通常に使っている言葉からか、
テレビから覚えたのかはわかりませんが、
そのような言葉とそのような態度で、
それも親に向かって、決して言うべきではないです。

けれども、言葉として考えれば
非常に適切な使い方でしたので、本当に驚きました。
まだ三歳ですよ!

息子の語学力といいますか、
吸収力といいますか、本当にすごいです。

それで思い出したことがあります。
来日してしばらくたったある日、
在日外国人の先輩から「・・・ですけれども」と
いう言葉を聞いた時、
なんと素晴らしく、流暢な日本語だろうと
羨ましく思ったのを覚えています。
その光景が今でも私の記憶に深く残っています。
それから、私も絶対その方のように日本語を上手に
話せるようになろうと硬く決心したのでした。

しかし、言葉は環境が一番大事といいますが、
私が日本で生活した14年間と
日本で生まれた14歳の中学生とは
ほぼ同じ環境のはずです。

でも、やはり私はまだ訛りがあるのです。
かたや14歳の中学生は日本語を正確に日本人らしく
話せるわけです。
今でも日本人と外国人の差、根本的な違いを感じます。

それを考えると、幼少期に言葉を覚えることは
とても大切なことなんだなあと思いました。
(もちろん、語学は思い立ったときに真剣に勉強すれば、
 ある程度使えるようになるとは思いますが、
 相手の国の人と同じレベルになろうとするのは
 並大抵のことではないと悟りました)
by yangjin1 | 2009-02-01 23:11