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バイマーヤンジンの日記です


by yangjin1
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私はどうしたの?

近年(正確にいうと息子が生まれてから)の私は、
とにかく、すごく涙もろくなってしまいました。

ただ単に年を取ってしまったのでしょうか。
それとも人生経験が増えたことによって
より一層感情が豊になったのでしょうか。

最近の講演会もそうですし、
昨日のコンサートもそうでした。
話をしている最中や歌いだしたとたん、
急に涙が出てきたり、
感情をコントロールできなくなってしまう時があります。

特に、最近の出来事が私の涙をさそいます。

一ヶ月前、5月3日の記念コンサートを決めた次の日に、
軽い気持ちでチベットにいる家族にそのことを伝えました。

それからしばらくして、姉に電話をしましたら、
「しっかりがんばってよ!
お母さんがあたなのコンサートの成功祈願のため、
自分の貯金をすべて引き出して、
村中のお坊さんにお祈りをしてもらっているんだよ!」
と言われました。

それを聞いて、思わず大泣きをしてしまいました。

貯金といっても、母は決して裕福ではありません。
それはきっと我々兄弟が毎月母にあげたお小遣いを
こつこつ貯めたものです。

母の私への深い愛情に、
感激と感謝の気持ちをはるかに超えて、
なぜか申し訳なくて、ただただ泣くばかりでした。

昨日のコンサートでも、
「かあさんは夜なべをして」と歌いだした瞬間、
母への思いが溢れ出して、歌えなくなってしまいました。

本番というのに、プロになりきれてない自分に、
苛立ちを覚えるほどでしたが・・・

私の場合は、兄弟の中でも、
一番贅沢な思いをしてきたのではないかと思っています。
初めて高校に通わせてもらったことや、
無事に大学を卒業できたことなど、
すべて親と兄弟の無限の愛情に支えられたからこそ
できたことです。

そして、その後はまた、日本という親にとっても
とてつもなく遠くて、未知な世界に嫁いでしまい・・・
家族には心配ばかりかけてきました。

だからこそ、すこしでも恩返しをしなければと
常に全力でがんばってきました。

しかし、やはり親の子に対する心配は
尽きることがありません。

私が母への恩返しと思っていても、
けっして恩返しをしきれることはないのです。

涙、涙、涙になってしまうのは、
やはりそういうことを悟った証でしょうか。
by yangjin1 | 2010-04-06 23:25