息子の一言に更に泣いてしまった私
2010年 07月 08日
担当医の説明を聞いた私は
本当に言葉を失いました。
「早く炎症を抑えないと、
心臓の冠動脈に血栓ができてしまうことがあります。
そうすると、命の危険もあります」と
言われました。
川崎病自体、初めて知りましたが、
ここまで怖い病気とは思いもしませんでした。
去年に続き、
またもやこんな大変な病気にかかってしまった
我が子がかわいそうで、
心から湧いてくる悲しみを抑えきれず、
思わず息子を抱きしめて泣いてしまいました。
ところが、泣いている私を見て、
息子が逆に私の首を両手で抱いて、
「ママ、ごめんなさい!悪いことしてごめんなさい!」と
一生懸命謝るのでした。
「えいしんは、なにも悪いことしてないのよ。
謝らなくていいのよ」というと
「じゃ、ママ泣かないで!僕がんばるから!」と
私の涙を拭きながら言ってくれました。
こんなにも優しい息子に恵まれたなんて
本当に感極まりました。
絶対にこの病気には負けないと
心から誓いました。