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バイマーヤンジンの日記  新HP yangjin-genki.com


by yangjin1
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東日本大地震への思いと行動

来日まもなく
「岩手は日本のチベットだよ」と言われたことがありました。

それからは、ずっと岩手に憧れを抱いてきました。


「岩手」と聞くたびに親近感が湧き、
なぜか、うれしい気持ちでいっぱいでした。


来日8年目、やっと岩手にお伺いする機会を頂きました。

その時の喜びは今も忘れません。


花巻、盛岡・・・

そして、はじめて生で民話を聴いた遠野市・・・


2度に亘りお伺いした陸前高田市・・・



また、宮城県にもたくさんのご縁を頂きました。

仙台市だけでも、何回もコンサートをさせて頂きました。

「松島音頭」も一生懸命覚えました・・・


そのとき、そのとき、多くの方々と出会うことができました。

そして、今も交流が続いています。


いつも優しさいっぱいで、私をつつんで下さいました。


チベット人だからこそかもしれませんが、
東北地方には、特別な思いがあります。


だから、この度の大地震で受けた甚大な被害を

ただ茫然と見ているわけにはいきません。


どれぐらい役に立てるのか分かりませんが、
できる限りのことをしなければいけないと思います。



また、それと別に、私が来日17年の間
公私とも日本の方々にお世話になってまいりました。


特にチベットでの学校建設は、
たくさんの方々のご支援が無ければ、
絶対にここまで来ることができなかったでしょう。


その上、四川大地震、玉樹大地震の時も
本当にたくさんのご支援をいただきました。


そのような人間の温かみが、ずっと私を支えてきました。


ですから今度は、
私が被災した皆様方を精一杯支えなければいけないと強く思っています。



少しでも生きる勇気と元気を出していただけるよう、
頑張ります。




教育支援と被災地支援で得た経験ですが、


お金さえあれば、なんでもできる・・というわけではありません。


しかし、お金もなければ、支援をすることも難しいです。


特に、今回のように、生き残った被災者の方々は、
命以外、全てを大津波によって失われてしまいました。


ですから、支援の第一歩は、やはり経済的な支えだと思います。


まずは基本的な衣、食、住を解決することです。


それからは、心のケアも大事にしなければいけないと思います。



私達夫婦は
まず50万円の救援金として準備をいたしました。


息子はまだ5歳なので、
貯金から1万円を寄付することにしました。


後日、現地の状況が許せるならば、
是非現地に行きたいと思います。


おにぎりひとつでも、お布団一枚でも
自分の手で届けたいと思います。


長い復興の道のりになるでしょうが、
精一杯支援をしていきたいと思います。


このような困難なときこそ、
日本の方々へのご恩返しだと思って・・・

追記 被災地を訪ねて
by yangjin1 | 2011-03-14 23:19