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バイマーヤンジンの日記です


by yangjin1

イギリスの病院まで体験するとは?


ロンドン行きの飛行機に乗って7時間後、


息子は39・1度の熱を出してしまいました。


乗務員から頂いたバファリンを飲ませると、


一時間後なんとか熱は下がりました。


本人も気持ちよく眠っていたので、


ちょっと安心していました。



しかし、5時間後再び高熱が出てきたので、


仕方がなく、持参した風邪薬パプロンを飲ませました。


その後ロンドン空港に着いた時は本人もずいぶんと元気になり、


迎えに来られた主催者の方とも無事に会えたので、


ホテルに着いたときは本当にほっとしました。



その日は疲れが出ないようと外にも出ずに、


晩御飯も買ってきたパンなどで済ませました。



次の朝、息子に着替えさそうとしたら、


お腹と背中に少し湿疹が出ていることに気づきまして、


もしかしたら、薬の副作用ではないかと、


パプロンの説明書を読んでみると、


やはりそう書いてありました。



それで薬を飲ますのをやめて、様子見ることにしました。



息子はとても元気で部屋中を走り回りますので、


それなら、観光にでも行ってこようと思い、


母がずっと見たがっていたバッキンガム宮殿とビッグ・ベンに


行ってきました。



しかし、夕方、汗をいっぱいかいた息子が痒いと言い出しまして、


お風呂に入れようとしたら、


湿疹が体中に出ていて、すごくひどくなっていました。




急いでホテルの方に助けを求めましたが、


スタッフのほとんどが無愛想で対応が悪かったです。


唯一助けてくれたのは


笑顔のとても素敵な女性スタッフでした。


(後で聞いたらイスラエルから来られたそうです。


異国にいるから 困っている私たちの気持ちを深く察してくれたのでしょう)


息子の状態を見ると、すぐに水疱瘡だとおっしゃいました。



え!水疱瘡!?うそ!予防接種をしっかりとしたのに!



最初は信じられませんでした。



「ホテルまでお医者様を呼ぶことができるのですが、


そうすると250ポント(日本円で30,000円)をかかりますよ」


と言われ、


いくらかかろうと息子を助けなければいけないので、


「呼んでください!お願いします」と言ったら。


「でも近くに大きな病院もあるけど、そこに行ってみませんか」


と言われ、なんと病院まで付き添ってくれました。



そこは公立の救急病棟で小児科もありました。


若い男性の先生に診てもらったところ、


やはり水疱瘡だろうと言われました。



そこで塗り薬と解熱剤の処方箋をもらい、


ホテルそばの薬局で薬を購入しました。



強い感染力を持つ水疱瘡のわが子をいやがらず、


ずっと一緒に付き添って下さった彼女には


今でも心より感謝しています。



その場で心ばかりのお礼をお渡しましたが、


電話番号まで書いてくれて


「困ったらいつでも電話をください」という言葉に


感激して涙が出ました。


本当にありがたく、ありがたく思いました。



ただ、言葉の壁もありましたので、


用心のため次の日に


主催者の方にお世話になり、


日本人専用の医療機関のところにも


連れて行ってくださいました。

イギリスの病院まで体験するとは?_c0162404_22551113.jpg

















そのおかげで


あれからは熱も完全に下がり、塗り薬も効いて、


今ではすっかり元気になりました。



イギリスでも思わぬところで


主催者の方々をはじめ、


いろいろな方々にお世話になりました。


本当にありがとうございました。




もうひとつと言えば


そのときびっくりしたのが!



そのイギリスの病院では医療費を無料にしていただいたことです。



イギリス国民であれば、医療費は無料なのですが、


外国人は普段かなり高額な医療費を請求されるらしく、


私たちを呼んで下さった時事通信社ロンドン支局の方も


「ありえないですよ!」


とおっしゃっていました。


運がよかったのか、悪かったのか


分かりませんが、


息子が元気になったことだけは、


何よりうれしかったです。
by yangjin1 | 2012-02-12 22:50