法話を聴いて
2012年 11月 29日
本来、今日はコンサートの練習日でした。
しかし、どうしても聞きたい講演がありました。
元アナウンサーで、僧侶の川村妙慶先生のお話です。
友人を誘っていきましたが、
本当によかったです!
「負けたときは、
どうして負けたのか、ものすごく悔しくて悩みます。
しかし、勝った時は、
次はまた勝てるのかと不安で悩みます」
ですから、ほとんどのスポーツ選手は
カウンセラーがついていると言うのでした。
びっくりしました!!!
私はけっして
勝ち負けの世界にいるわけではありませんが、
歌と話がきちんとまとまって
お客様に届けることができたのかどうか、
常に心配し、悩んでいます。
時々、何日も眠れないぐらい
ものすごく悔やんだり、悩んだりします。
あんなに練習したのに、どうして間違うのか、
あんなに調べて準備したのに
どうして口から言葉が出てこないのか、
場を和らげようと思って言ったことが、
主催者様に失礼にあったてしまったのではないか、
毎回の講演会やコンサートが終わると、
反省ばかりで、何日も引きずることがあります。
しかし、川村先生の話を聞くと、
「頑張ろう」と思うのが自力本願で、
「あんなに頑張っても、うまくいかないなぁ~」というのが
他力本願なのだそうです。
ですから
「雨の日は、雨を拝んで、
晴れた日は、太陽を拝んで」
力をぬいて自然に任せることだと。
すばらしいお話ですね!
私もなんだか、
少しは心が楽になったような気がします。
明日の講演もがんばりま~す。