お招きをいただきました。
実はその前日になって、初めて知ったのですが、
主人の曾祖母(母方の)は小豆島出身だったそうで、
なにか不思議なご縁を感じました。
日本に来てしばらくして、
「二十四の瞳」という映画を見てから、
ずっと小豆島に親近感を持っていましたが、
まさか我が家族の親戚がいるとは!!!
その話を主催者の皆様に申し上げたら、
「だれだれ?なんという方?」って、すごく盛り上がりました。
仕事でお伺いしたはずが、
親戚を探す旅になってしまいました。
それもチベット人の私が???小豆島で!!!
なんか面白くて、不思議な感覚でした。
結局、日本の母も曾ばあちゃんの苗字しか覚えておらず、
その日はなにもわかりませんでした。
「皆で一生懸命探してみますから」とおっしゃっていただき、
私自身もますます曾ばあちゃんのことを知りたくなりました。
だって、その方の娘のおばあちゃんとは
つい2年前まで一緒に暮らしていましたから。
「ぜひ探していただきたい」とお願いしてしまいました。
今はすごく楽しみに情報を待っているところです。
実はステージに上がる前にも
「曾ばあちゃんも知らない遠い山の国から来た
親戚のヤンジンです。今から講演がんばります。
どうかお見守りくださいませ」
と、曾ばあちゃんに向けてお祈りをさせていただきました。

JRで高松まで行き、そこから高速艇で小豆島へ。
土庄港では「二十四の瞳」をモチーフにした平和の群像が
出迎えてくれました。

とても美しい小豆島の海。
真ん中の島に有名な“岬の分教場”があるそうですが、
往復1時間はかかるそうなので、今回はお伺いするのをあきらめました。

講演終了後、主催者の皆様と記念撮影。
私の左側に座っておられるのが、今回このご縁を頂きました岡様です。
皆様にはとても優しくしていただきました。
本当にありがとうございました。